ラット血栓形成モデルを用いたNKCPの抗凝固作用

ラット血栓形成モデルを用いたNKCPの抗凝固作用

大和薬品株式会社 研究開発部

納豆菌培養物(NKCP)の抗凝固作用について、血栓形成モデルを用いて検討しました。
ラットの腹部下行大動脈の血管内皮細胞を損傷させ、血小板凝集を惹起することにより血栓形成を誘発しました。NKCPはin situ loop法を用いて血栓モデル作成2時間後に十二指腸内に投与し、投与6時間後に腹大動脈から採血し、内因性及び外因性血液凝固能の指標としてそれぞれ活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)及びプロトロンビン時間(PT)の測定を行いました。
その結果、生理食塩水を投与したContorol群のAPTTが33.5±2.4秒であったのに対し、NKCP100mg/kg群では52.0±4.5sec、250mg/kg群で63.3±2.9secとNKCPの投与により有意な凝固遅延が観察されました。PTについてもControl群が16.7±0.5sec、NKCP100mg/kg群が20.6±0.9sec、250mg/kg群が21.3±1.7secと、APTTと同様に有意な凝固遅延が観察されました。従って、NKCPは血栓形成を抑制する作用をもつことが示唆されました。

ラット血栓形成モデルを用いたNKCPの抗凝固作用
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